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2007/06/12

楽な方だけ選ぶのが子供。ちゃんと選ぶのが大人。

リンク: Who is to blame? (内田樹の研究室).

誰もそのミスを看過したことの責任を問われないようなミス。

グレーゾーンにはそのようなミスが構造的に誕生する。

「それは私の仕事じゃない」

これがわずかなミスを巨大なシステム・クラッシュに育て上げる「マジックワード」である。

たしかに「予防」は仕事をふやす。

場合によっては「自分のミスではないミスの責任者」というかたちでネガティヴな評価を受けることもある。

けれども、それがいちばん効率の良いシステム防禦策である。

「いいよ、これはオレがやっとくよ」という言葉で未来のカタストロフは未然に防ぐことができる。

けれどもカタストロフは「未然に防がれて」しまったので、誰も「オレ」の功績を知らない(本人も知らない)。

そういうものである。

最近の日本は明らかにおかしい。カード破産する馬鹿みたいに、計画性もなく、面倒な事を先送りにしているうちに取り返しがつかなくなって崩壊している。「大人」というものがいないというキーワードでしばらく考えていたのだけど、内田樹氏のブログで面白い考察があったので引用した。

例えば大人というのは、義務と権利のバランスをとれる人であったりする。義務だけ考えて過労するのも権利だけ訴える馬鹿も大人ではない。それはつまり、やるべき事を判断し、それをやるべきだと決断したらきちんと実行するということでもある。利害とか損得だとかを重要視せず、ここはやっておくべきだと決断して実行できるのが大人だと思う。

大人が日本にいないか、というと、そんなことはないだろうと思う。ただ、日本の大人は奥ゆかしいので偉い人になってくれない。子どもがわめいたら大人は黙って譲ってあげてしまう。そして、大人が適切に評価を得る事が少ない。それによって大人予備軍は戦意を喪失してしまう。そうして日本は子どもだらけになってしまった。

いかん、考えに救いがない。救いのない考えは害であると思う。大人のする事ではない。つまり、僕もまだ大人ではないという事だ。大人になりたい。

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